(動画は近日公開予定)
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5年ぶりのサファリ!
前に行った南ア・ボツワナも良かったけど、本場のケニア・タンザニアは肉食動物の遭遇率が高く、迫力がありました!
それでも、一番見たかったヌーの川渡りは見られず。。。
あと、フラミンゴの大群とサイは見られず残念>_< ケニア・タンザニアそれぞれでツアーに参加したけど、どっちかに絞ってお金かけた方が絶対よかった。 ちなみに、タンザニア側よりケニア側の方がコスパ高くてオススメ。 しかし、写真を撮るという観点からすると、サファリは自由度が少ないのが難点。 1つ、外に出られないこと。 2つ、ジープ道しか走行できないこと。 3つ、他のツアー客もいるので、ポイント選びに多少は気を使うこと。 やっぱり歩き回って写真を撮るのが好きだなー。 ウォーキングサファリの方が自分に向いてるかも。 しかし、サファリに向けて超望遠レンズを新調したので、クリアなアップ写真が撮れて満足! (どうせ買うなら南極前に買えば良かった…>_<)
◾️これから旅する人へ
〈旅のティップス&見どころ〉
●サファリ: ケニア or タンザニア …どうしてもヌーの大移動(マイグレ)を見たいという人以外は、間違いなくマサイマラに行く事をオススメします。なぜならコスパが倍ぐらい高いから。見られる動物の量や近さはね、そんなに変わらなかった。でもケニアは305USD、タンザニアは620USD払った。僕もネットで調べたら、ケニアがいいって声とタンザニアがいいって声が半々ぐらいだったから両方行ったけど、たぶんタンザニアがいいって言ってる人はパッケージツアーとかで行ってて個別の金額わかってない人だと思う。なんでここまで金額が違うかって言うと、①タンザニアの方が公園の入場料が高い、②タンザニアツアーの中心のセレンゲティは拠点の街から遠く、日数がかかるから(でも移動だけって日をつくると微妙だから、中途半端な公園に寄ったりしてさらに金がかかる)。
●サファリ: ツアー選びのポイント
宿の許容レベルとかは人それぞれなので、あくまでワイルドライフウォッチングに主眼を置いて話をする。相手は動物なので絶対はないわけだが、レア動物を見られる確率はツアー次第で異なる。その確率をできるだけ上げる為のポイントとして、次の5つは要考慮。
①ツアー催行会社はどこか …行ってから知ったんだが、僕らがツアーを申し込む会社と催行会社は必ずしも同じではない(特に安いツアーの場合)。僕らのメンバーはみんな違う会社で申し込んでいて、払ってた金額も違った。多分、飛行機のコードシェアみたいに、人数が集まらなかったら他の会社と融通し合ってる、または代理店と催行会社に分かれてるんだと思う。で、申込会社と催行会社が違うという事は、申込会社の行程やレビューをいかにチェックしても、結局違う会社のツアーに参加するので、チェックした意味がなくなってくる。行くと聞いていた場所に行かなかったり、時間配分も違うって事が良くあった(クリティカルではなかったが)。なので、どの会社が催行するのかを確認し、ちゃんとその催行会社の行程・実績を調べたり、催行会社で直接申込んだ方がいい。
②主要目的地の滞在日数 …セレンゲティに行く5日間のツアーでも、セレンゲティだけ行くわけではないので、実際セレンゲティにどれだけ滞在するかはツアーにより異なる。セレンゲティとタランギレでは、同じ国立公園と言えど、見られる動物の種類、数、近さ、ともに雲泥の差なので、1番の目的地での滞在日数は要チェック。
③マイグレーションに重きを置いているか …まず、ヌーの川渡りはおろか、数万頭レベルのマイグレは、そんなに簡単には見られない(数百頭の群れぐらいなら見られるけど)。これを見たいなら、川渡りやマイグレに重きを置いているツアー会社でないとだめ(まぁこういうツアーは日数も金もかかるから、バジェットトラベラーはまず無理だと思って下さい)。マラ川に行きゃいいってものではなく、マラ川の中でもCrossing Pointは限られているので、そこに行くような行程になっているか?レビューの中に川渡りを見られたという声はあるか?過去のレビューにそういう声がなければ、まず間違いなく川渡りは見られないと思う。もし見られたなら、間違いなくレビューに書くだろうからね。僕の場合は、ヌーの川渡り見たいんだけど見られるかってメールで聞いたら、一つの会社がI hope 90%とかって答えてきたのでそこに決めたが、マラ川のレンジャーセンターでランチを食べて近くのカバの群れを見ただけで、もともと川渡りを見るような行程になってなかった(もちろんギャランティはされてないので、文句の言いようがないが)。
④宿泊は公園内か外か …同じ公園内でも、ゲート付近と奥地ではライオンとかのレア動物を見られるチャンスが段違い。公園外宿泊だと、毎日外からアクセスし直さなくてはならないので、自ずとチャンスは少なくなる(それでもゼロではないが)。なので、金額レンジは上がるが、園内宿泊ツアーの方がチャンスは多い。
⑤サファリカーのクオリティ …これは超基本的な事なのだが、ルーフが開くか/4WDか、の2点。ルーフについては多くのツアーでは基本大丈夫と思うが、タンザニアでは窓からしか見られないショボいバンも見かけた。4WDは効率的に移動するには必須。マサイマラでは4WDじゃなく普通のバンだったのだが、僕らのバンを始め、何台も泥道でスタックして、それを引き上げるのに合計3時間ぐらいかかった。バン同士は情報交換および救助で協力関係にあるので、1台がスタックしたら数台でそれを助けたりするので、自分達がスタックしなくても時間を食う可能性はあるのだが、自分自身がスタックしない事が第一。あと、僕らのバンは走行速度が他のバンより遅く、ポイントに行くまでも時間がかかった。
●サファリ(ケニア側)
・マサイマラ国立保護区/ Masai Mara National Reserve …セレンゲティと陸続きになっているが、セレンゲティよりも入場料が安く、拠点の街から近く、狭いエリアにBIG5を始めとする動物が密集している、川渡りも見られる、という点で、ケニア&タンザニアのサファリでは最もオススメ。ナイロビから3〜5日間のツアーが主流。
・ナクル湖/ Lake Nakuru …フラミンゴスポットの一つ。サイも多く見られる。マサイマラのツアーにセットで入る事が多く、ナクル湖単独のツアーがあるのかは不明。
・アンボセリ国立公園/ Amboseli National Park …ナイロビから日帰りで気軽に行けるサファリ。ライオン・レパードなどの大物も見られる。
●サファリ(タンザニア側)
・セレンゲティ国立公園: Selengeti National Park …広大なアフリカのサファリを体験したいならここ。アルーシャから4〜7日間のツアーが主流。
・ンゴロンゴロ保護区/ Ngorongoro Conservation Area …セレンゲティに行く途中にあるので、セレンゲティツアーに組み込まれる事が多い。
・タランギレ国立公園/ Tarangire National Park …セレンゲティツアーに組み込まれる事が多い。
・マニャラ湖/ Lake Manyara …フラミンゴスポットの一つ。セレンゲティツアーに組み込まれる事が多い。
・ナトロン湖/ Lake Natron …火山灰により自然に出来上がった強アルカリ性の塩湖で、このミネラル成分のせいで湖面は赤く染まり、その水に触れた動物は石化してしまう、という神話のような湖。確かに、ナトロン湖を世界に知らしめたニック・ブラントの写真は印象的なのだが、ネットで調べても、赤い湖面や石化死体を見てきた人が見つからなかったので、今回は目的地から外した。フラミンゴスポットの一つ。
参考URL http://news.nationalgeographic.com/news/2013/10/pictures/131003-calcified-birds-bats-africa-lake-natron-tanzania-animals-science/
●その他
・マサイ族の村 …マサイマラ保護区/セレンゲティに多くの村があり、多くの村が観光客を迎えている。内容はどこも同じで、ダンス・ジャンプ・火起こし・家見学がセットになっている。泊まる事もできるが、適応能力の極めて高い人にしかオススメしない。
・キリマンジャロ登山 …タンザニアでサファリをする人はセットでキリマンジャロ登山する人が多い。コースと体力により5-7日間。
〈時期〉
マラ川でのヌーの川渡りが見られる7-8月がベスト
※ヌーは1年をかけてセレンゲティ/マサイマラを時計回りに周回しているので、ヌーの大移動は1年中起こっている。ただし、園内のうちツアーでアクセスしやすい場所は限られている(マサイマラ東部、セレンゲティ中央および南東部)為、そこをヌーが通る時期が良い
※マラ川以外にも川はあるが、マラ川にはクロコダイルと対岸の肉食動物がいる為、生死をかけた川渡りを見られるのはマラ川だけ
〈コスト〉
・2泊3日 マサイマラ国立保護区サファリツアー USD305
・マサイ族の村 訪問 USD20
・3泊4日 セレンゲティ国立公園などサファリツアー USD620
GUCCI
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