Background Image

#43 世界で最も軽い島 「ウロス島」- The World’s Most Floating Island “Isla de los Uros”

#43 世界で最も軽い島 「ウロス島」- The World’s Most Floating Island “Isla de los Uros”

(動画は近日公開予定)

写真はこちら

旅人のブログを見てると、ウロス島をツーリスティックでがっかりという人が多いが、見当違いだと思う。

否定派の主張は、大筋こんなところ。
・地元民の生の生活に触れたいのに、テーマパークのように決まった演出が見せられる
・トトラ船が別料金
・興味のないお土産をめちゃくちゃ勧められる
・押し付けがましい演出でチップをせびってくる

わかる。
わかるけどさ。

まずさ、地元民の生の生活なんか触れさせてもらえるわけないじゃん。
あんたどんだけスペイン語しゃべれんのよ。
ケチュア語どんだけ勉強したのよ。

言葉も通じないカメラぶら下げた金持ちアジア人がそんな簡単に地元の人と友達になんてなれないし、生々しい生活なんて見せてもらえないよ。

確かに貧しい地元民でも好意を持って仲良くしてくれたり親切にしてくれたりする人はいる。
けど、こっちからそれを期待するのは筋違いだし、ましてや彼らの生活を覗かせてもらうなんてもっての他だろ。

あと、別料金とかチップとかもさ、いいじゃん。
もともと安いんだから。
日本人だから金持ってんでしょ?
むしろあの手この手で客を喜ばそうとしてチップを要求するのは当然の行為だよ。
5歳ぐらいの子供ですら船こいだり歌覚えて歌ってくれたりするのよ?
求めてないかもしんないけど、その頑張りに敬意を示そうよ。
なにも10ドル寄こせってんじゃないんだからさ。

ちなみに、ボラれるとか観光客価格という言葉がありますが、僕は先進国以外では少し多く取られたって仕方ないと思ってる。

言葉が通じてトラブルのないスムーズな地元民、言葉も通じないめんどい外人客、同じ料金なら俺は前者しか相手にしないよ。
めんどい客を相手にしてんだから、少しぐらい多くもらいたくなるでしょ。
むしろ途上国にお金落としてんだから喜んで払えばいいのに。

僕は決して豪遊してるわけじゃないし、料金も積極的に値切る。安くなったら嬉しいしラッキーだと思う。
ただ、高値で売られんのは仕方ないし、安くならなくても仕方ないって思う。
(ただし、騙すやつは許さない。だからエジプトは死ぬほど嫌い)

ウロス島で唯一理解できなかったのは、なぜか歌を披露してくれる際に日本の童謡を歌われたこと。
いや、覚えてくれんのは嬉しいけどさ、ケチュア族に日本の童謡を歌われても、完全にWhyでしょ。
むしろ、彼らの歌とか楽器を披露してくれる方が全然いいんだけど。。
(しかも「チューリップ」と「さくら」が混ざってて間違ってるし…)

まぁそれはさておき、
ウロス島おれは好きだったな。
あと、トゥルーチャ激うま。

◾️旅のティップス

〈見どころ〉
●コパカバーナ側
・太陽の島 …半日ツアーは南側のみ、1日ツアーは北側にも行く。ツアーと言ってもガイドとかはなく、単にボートの往復券を買ってるだけである。島にはいくつかホステルがあって泊まる事もできる。北側は遺跡がたくさんあって綺麗らしい。僕は太陽の島の半日ツアーに参加したが、ボートの進むのが遅すぎて4時間のうち島に滞在したのは30分だけ。半日ツアーは行く価値ゼロ。

・月の島 …1日ツアーで太陽の島と両方行けるツアーがあるみたい。

●プーノ側
・ウロス島 …プーノに行くならここ。トトラという浮き草でつくった人工的な船で、実際にそこでウル族2000人が暮らしている。3時間ツアーで行くのが定番だが、ウロス島に泊まったり、生活体験できる2日ツアーとかもある。ツーリスティックでがっかりという声も多いが、個人的には良かった。
・タキーレ島 …独特な衣装が有名なケチュア族が生活する島。ウロス島とセットになったツアーが人気。一方、歓迎ムードのウロス島と真逆で住民が冷たい事から、あまり面白くないという意見も。

●食事
・トゥルーチャ …チチカカ湖で獲れるトラウト(ます)のこと。トゥルーチャをまるまる焼いたものが名物。見た目は少し脂っこいのだが、これがめちゃめちゃ美味い。頭から尻尾まで骨ごと食べられる。

〈時期〉
年中楽しめるが、標高が高いため冬は寒い

〈コスト〉
・太陽の島 半日ツアー 30Bs(約450円)
・ウロス島 半日ツアー 35Sol(約1,100円)

GUCCI

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK